持病があっても入れる保険

この保険は、引受基準緩和型と呼ばれる医療保険で、持病があったり、過去に入院や手術をしていても加入できます。医療保険の一種なので病気やケガで入院した際の入院給付金や手術給付金が受け取れます。

高齢になるに従い、病気やケガのリスクは高まりますが、既に健康上の理由で保険に加入できないケースも増えてきます。持病がある人は一般の医療保険への加入が難しく、完治して一定期間が過ぎれば加入できる場合もあるのですが、糖尿病など慢性疾患の場合は引受を拒否されます。
このような状況の中、2005年頃より引受基準緩和型の医療保険が、各保険会社から発売され始めました。この保険の特徴は、告知項目は3から4程度に大幅に簡素化されていることです。
その項目に該当さえしなければ加入できます。

○注意すべきポイントは3つです。
 ①同じ保障内容で比較すると一般の医療保険よりも割高(1.3~1.7倍)になる。
 ②契約後1年以内は保障が半額(例えば入院給付金5000円、手術給付金5万円の場合は
   1年以内、入院給付金2500円、手術給付金2.5万円)になる。
 ③申込んだ日以降~契約日の間に持病が悪化して告知項目に該当した場合には、入院給付金や
   手術給付金などの保障は受けられません。

○契約年齢
 30歳~80歳が主流です。最近は20歳から申し込めるタイプも発売されつつあります。残念ながら
 20歳以下の方は加入できません。以前このコラムでご紹介しました「CO・OP生協たすけあい
 ジュニア18 1900円コース」が、今のところ唯一の、持病があっても入れる保険(告知項目に
 該当しなければ)です。

○手術範囲
 医療保険と同様に、約1000種類の手術に対応するものと88項目約600種類のものがあります。

○先進医療
 このタイプの保険は当初は、先進医療はほとんど付加されておりませんでしたが、限度額1000万が
 付いた保険や、最近は2000万円の限度額のものも発売されています。もちろん限度額が多いに
 こしたことはありません。
 
○特約
 終身の死亡保障や、入院後の通院保障、がんによる入院無制限の保障などを特約として付加する
 こともできます(保険会社によって特約の内容は異なります)。

○付帯サービス
保険会社によって、365日24時間の健康相談ができたり、セカンドオピニオンサービスが受け
 られるものがあります。この付帯サービスの有無も、保険を選択する重要なポイントの一つです。

各社の保障内容は上記以外でも沢山の相違点があります。他の保険と同じように様々な保険を
比較検討して、質問を重ねて、自分にぴったりの保険を見つけましょう。

さて次回は、この保険の各社の保険料の違いについてお話します。